母乳で育てると発育が遅くなる?

18.07.13 / 発育遅延 / Author:

よく言われるのが、
「母乳のみで育てるとミルクで育てた赤ちゃんに比べて発育が遅くなる」
というもの。

これは、間違いではありません。
確かに、母乳のみで育てる赤ちゃんと、人工乳で育てている赤ちゃんを比べると、人工乳を飲んでいる赤ちゃんのほうが体重の増加量は多いことがわかっています。

でも、
「じゃあ、うちの赤ちゃんが発育がちょっと遅目なのは母乳で育てているから?母乳をやめたほうがいいのかしら・・・?」
というと、それは正しくありません。

赤ちゃんは、生物学的には本来は母乳のみで育つものなのです。
現在では様々な理由で母乳をあげられないお母さんが多いので、ミルクで育てることも普通ですが、そうなると、体重増加量の平均が高くなりすぎてしまうのです。
そのため、最近ではWHO(世界保健機関)の統計では赤ちゃんの発育については母乳のみで育てた場合を基準にすることになっています。

自分の赤ちゃんの身長体重が、発育曲線の最低ラインを割りこむほどであればお医者さんと相談するのもいいですが、多少体重増加が遅くても、それを理由にせっかくの母乳をやめてしまうのは、ちょっと待ったほうがいいです。
母乳には、人工乳では補うことのできない様々な栄養素がつまっています。
多少体重増加が遅くても、できれば母乳を飲ませてあげたいものです。

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